講演会演者依頼が来ました。
[2025.05.18]
今週末に関東甲信越の先生方を多数お招きして、(株)アムジェンさんが企画した講演会「PCSK9 premium conference」での演者依頼が来ました。講演会タイトルとしては、「急性心筋梗塞(ACS)における早期脂質低下療法の意義」になります。生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)の1つである脂質異常症(高脂血症と一昔前では言われておりましたが、最近では高コレステロール血症、高LDL-C(いわゆる悪玉コレステロール)血症、高中性脂肪血症等をまとめた概念であり、こう呼ばれるようになっています)は、我が国では4000万人程度いると言われており、食生活の欧米化に伴って増加傾向にある国民病になります。脂質異常を放置すると、悪玉コレステロールが血管の壁に溜まってしまい(いわゆる動脈硬化がこの状態です)、血管が詰まることで臓器に血流が供給されなくなり、壊死をきたしてしまいます。最たる疾患が、脳梗塞、心筋梗塞ということになります。特に心筋梗塞は、癌に次いで2番目に多い死亡原因疾患であり、突然死の多くが心臓死によるものです。病気を発症してからでは、時すでに遅いため、重症化予防のためには、早期から治療を行なっていくことが重要となります。いかに早い時期に治療介入することが重要かを講演させていただきます。週末の講演を楽しみにしています。熱いディスカッションを期待しています!(諸先生方、お手柔らかにお願いします 笑)。
【修正版】20250524アムジェン講演会